牛頭馬頭

キッチンドランカーのほろ酔いレシピ帖

ハマグリのスンドゥブチゲラーメン

 

先週の土曜日は友人宅のBBQに呼ばれハマグリをご馳走になった。潮干狩りで採ってきたらしい。炭火で焼いてパカッと開いた身はプリプリで旨味も濃くてうまかった。

帰りに「全部は食べられないから」ということで少しお土産にもらってきた。

でかいのが6粒。ムフフ。

 

 

「どうやって食おうか」と妻に聞くと「スープにしたい」というのでスンドゥブを作ることにした。スンドゥブはアサリを使うのが一般的だがハマグリで作ってもうまいだろう。じっくりと旨みと磯の香りと煮だして余すことなくいただこう。

ついでに先週打った麺が少し残っているのでラーメンにしてしまおう。

 

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MEN IN MAY - 冷たい肉中華/牛すじ肉蕎麦/汁なし牛肉麺/魚介つけ麺/鶏白湯ラーメン

 

5月は休みが多かったので、前回の家系ラーメンをはじめ色々な麺を作った。記憶が飛んでいってしまわないうちにまとめておくことにする。

正直に言うと今回の内容は、初チャレンジでイマイチの出来だったり、余った食材を寄せ集めて混ぜただけだったりと、これをネット上にあげて人前に晒すのはどうなの?と迷っていたのだが、自分なりに気付いた点もあったりしたので公開することにした。他に書くネタがないという理由もあるが。

ということで試行錯誤中のネタを集めた自分用のメモ書きみたいな内容になってますのでハードルを下げてご覧いただければ幸いです。その割に見出し画像がいつもより無駄に凝っていますが、これは暇だっただけです。

 

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家系ラーメンを作った話

 

軽い夏休みのような気候のゴールデンウィークでしたが皆様いかがお過ごしでしたしょうか。

自分は暑い中スープをグツグツと炊いてました。ラーメン好きの友人から素敵な誕生日プレゼントをいただいたので。

 

 

ラーメンショップや家系ラーメンを思い出さずにはいられない淡く水色に光るどんぶり。

友から与えられた使命だ。この丼に見合うしかるべきラーメンを、ということで連休は2日間を使って家系ラーメンのスープを炊いていたのです。(嫁と息子は親父をおいて2人でどこかに出かけてしまった)

 

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製麺機で港屋っぽい冷たい肉そばを作った話


虎ノ門に「港屋」という立ち食い蕎麦屋がある。

ここの人気メニュー「冷たい肉そば」は変わり種で、注文をすると丼ぶりに大量の蕎麦と豚肉、ネギ、きざみ海苔、胡麻が溢れんばかりに盛られて出てくる。蕎麦は黒くてゴワゴワっと荒々しいコシの強さがある。食べていて顎が疲れるほど。

このハードな蕎麦を冷たい麺つゆにつけて食べるのだが、その麺つゆもひと癖あってラー油が表面を覆っていてピリッと辛い。醤油の風味が濃くてでしょっぱ目だが卓上に置いてある生卵と天かす(無料)を途中で麺つゆに加えるとこってり感が加わって丁度いい感じのバランスになる。

肉&醤油&油&卵+大盛という野郎の心を掴む要素が詰まった満足な一杯だ。

 

しかしながら異常に量が多いのでその凶暴さから「蕎麦界の二郎」とも呼ばれているらしい。大食いの自分でも普通盛りで腹いっぱいになる。

いろいろと特徴的なので初めて食べる方は一般的なお蕎麦とは別のカテゴリーだと心して行くとよいかも。(ちなみに山形の「冷たい肉そば」ともまた別モノだ)

 

そんな港屋はサラリーマンに人気があり、昼飯時にはいつも店の前には長蛇の列。

自分もたまに食べたくなるのだが、職場からは数駅離れている上に、行列に並ばなければいけないし平日営業のみなのでなかなかチャンスがない。

 

なので自分で作ってみようと思う。

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【レシピ】辛旨ワンタンスープカレー

このところスープカレーにハマっている。
と言っても本場の北海道で食べたことはなく、都内の有名店をいくつかまわった程度の俄かファンだが。

 

食べ歩いて気づいたのはスープカレーってものすごく手間と時間がかかっているなーという事。

時間をかけてスープを取ったり、こだわりのスパイスを揃えてブレンドしたり、トッピングもたくさんの種類が必要だ。(野菜とか)

メニューを見ると1000円を超えることが多く、それまでは「なんか高い」というイメージがあったが、原価や人件費などのコストを考えると妥当かも、と思えるようになった。

 

そんな訳でスープカレーのレシピにも興味が湧いて調べていたら、スープの取り方がラーメン作りと通じるものがあるなぁ、と気付いて自分でも作ってみたくなった。

 

せっかく自作するなら自由に行こう。

まず、トッピングにはワンタンをのせてみたい。

カレー味にワンタンは絶対合うだろう。

 

スープには豚骨やもよく使われるようだが、重くならないよう鶏だけでいいかな。

親鶏でしっかり出汁をとって和だしと合わせてみたい。

丸鶏で買ってもも肉の部分をトッピングにしよう。

 

呑みながらネットを見ていたら親鶏を見つけたのでポチッと。

 

役者は揃った。

 

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【改良版レシピ】1時間で作る煮干し醤油ラーメン~2017早春~

 

去年のある日、仕事からの帰り道。

「煮干しラーメンが食べたい。今すぐ食べたい!」

と思い立ち、作ってみた即興煮干しラーメン

 

まずくはなかったのだけど、しょせんは時間がない中で適当に作ったスープ。

正直に言って煮干しの風味や全体の出汁感が薄っぺらくて満足のいくレベルではなかった。

 

そこで何度か改良を重ねたところ、1時間という制限時間の中でもそれなりのものができるようになった。

今回は改良版としてそのレシピを書いてみようと思う。

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壊れたパスタマシンを修理した話

 

先日、鯛ラーメン作りで1mm幅の麺を切るのに使った激安パスタマシン。

 

 

もともと1.5mmの切刃が欲しくて楽天で3000円程で購入したものだが、内部のギヤが壊れて歯が回らなくなって以来、お蔵入りとなっていた。

壊れかけのレディオならぬパスタマシンだ。

まぁ1.5mm以外の切り刃もあって一応使えることは使えるのだけど・・・

 

というわけで現在自分がメインで使用しているのはその後ヤフオクで見つけた東沢式製麺機

こいつは頑丈でとても気に入っている。

しかし切り刃が選べず2mm幅のいわゆる太麺しか切り出せない。

 

しかし自作ラーメンのバリエーションを増やすためにはやはり1.5mmの麺が必要。

1.5mmは業務用製麺機の「切刃番手」でいうと「20番」の太さでラーメン屋さんでもよく見かける標準的な太さだと思う。(切刃番手-Wikipedia

2mmと1.5mmの違いはたった0.5㎜だがこの差は大きい。

 

新しくパスタマシンを買うという手もあるが・・・

 

妻の稟議を通すのは難しいだろう。

「2mmと1.5mm、たった0.5㎜だがこの差は大きい」

と訴えたところで絶対に妻には理解してもらえない。

 

「はぁ?アナタまた壊すんでしょ?」

とか言われカチンときて夫婦喧嘩に発展する、というシナリオが見える。

 

よし、ならば壊れたパスタマシンを修理してみよう。

 

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野菜だけで作るカレーライス

 

職場の近くにオーガニック系のオシャレなカレー屋がある。

 

何やら有機野菜だけで作るカレーライスを出すらしい。

その店の存在は何年か前から知っていたが入ったことはなかった。

 

だってぶっちゃけ野菜だけでうまいカレー作れるわけないじゃない?

肉とか魚介を入れないなんて、と。

もしエンケンさんやマーシーが認めたとしても俺は認めないと思ってたわけです。

 

しかし最近、気まぐれで入ってみたのです。そのカレー屋に。

んで、メニューから基本ぽい野菜だけで作ったというカレーを注文。

出てきたのはご飯の上にグリルされた野菜が乗ったビジュアル優秀なカレーライス。

カレーソースは野菜ペーストをベースに作ったと思われるもの。

で、一口食ってみたら。

 

 

めちゃくちゃうまい!

 

 

色んな野菜の重層的な甘みにスパイスと辛さが絶妙なバランスで絡んで美味しい。

 

このカレーソース、本当に野菜だけか!?

ちょっと感動した。

気付いたらペロリです。

 

でも、野菜だけでここまで重厚な旨味が出せるとはにわかに信じられなかったので自分で作ってみることにした。

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雲呑麺を作った話

 

雲呑(ワンタン)が好きだ。

 

ラーメン屋のメニューに雲呑麺を見つけるとついつい注文してしまう。

 

最近食べて美味しかったのは目黒の支那そば「かづ屋」のワンタンメン。

中にたくさん具が詰まっていて皮もプルプルでしっかりとした食感があって良かった。

  

具があまり入っていない皮ばっかりのふにゃ~とした柔らかいタイプも好きだ。

こういうタイプはレンゲですくって口に運ぶとすぐにとろけ、まさに「雲を呑んでいる」という感じがして幸せになれる。

 

一口に「雲呑」と言っても店によって色々特徴があって面白い。 

 

そういえば餃子は自分でよく作るけど「雲呑」は作ったことがないなー、と気付いたのでラーメンと一緒に作ってみることにした。

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